毎月の家計の見直しや収入・支出の記録を残すことは重要だとわかっていても、実際に家計簿をつけてみると時間がかかるほか、面倒だと感じる人も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決してくれるのが家計簿アプリ「マネーフォワードME」です。このアプリを使うことにより日々の家計管理が驚くほど便利になると実感できるでしょう。
この記事では、家計簿アプリ初心者の方に向けて「マネーフォワードME」の初期設定の方法や便利な使い方などについて解説します。
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「マネーフォワードME」 とは家計簿を自動化できるアプリ
「マネーフォワードME」はマネーフォワードホーム株式会社が提供している家計簿アプリです。家計管理を簡単かつ効率的に行うための機能を多数備えています。
金融機関との自動連係機能や支出の自動分類機能などを使いこなすことで、手間がかからないうえ正確な家計管理が可能です。
従来の紙の家計簿ではなかなか見えにくかった家計の状況が、アプリによって視覚的にはっきりと確認できることがこのアプリの大きな特徴といえるでしょう。
図解で解説!マネーフォワードMEの初期設定
初めてマネーフォワードMEを使うときは以下の手順で初期設定を行います。
①アカウントを作成する
②プランを選択する
③提携する金融サービスを選択する
④集計期間を設定する
⑤予算を設定する
どのようなアプリにもいえることですが、初めて使用するアプリは初期設定を行います。この初期設定を「煩わしい」と感じる人は少なくありません。
しかし、煩わしいと思うのは最初だけです。

手順はとても簡単なので、一つ一つ確実に行いましょう。
アカウントを作成する
「マネーフォワードME」のアプリをインストールした後、アカウント(マネーフォワードID)を作成しましょう。
アカウントは以下の中からいずれかを使用して作成してください。
・Googleアカウント
・Apple ID
・メールアドレス
その後、性別や誕生日などの簡単なプロフィールを入力してアカウント登録を完了させましょう。
プランを選択する
マネーフォワードMEには「年額プラン」と「月額プラン」があります。
「料金がかかるの?」と思われたかもしれませんが、プラン選択は後回しにできます。マネーフォワードMEは無料でも使えるため、プラン選択はスキップしても問題ありません。

1月31日までの登録でプレミアムサービスが2ヶ月無料で利用できるので、お試ししてみるのもよいでしょう!
提携する金融サービスを選択する
マネーフォワードMEが対応している金融機関は2,630社以上あります。まずは、自分が良く利用している銀行口座やクレジットカード、電子マネー、通販サイトなどの情報を登録してみましょう。
これにより、それぞれの取引データが自動的にアプリに取り込まれるようになります。連携するには各サービスのIDやパスワードなどの情報が必要なため手元に準備しておきましょう。
集計期間を設定する
マネーフォワードMEでは、集計期間を自由に設定することができます。
集計期間の設定はアプリのホーム画面右上の「歯車(設定)」のアイコンをタップし、設定画面を開きましょう。
その後、「家計簿の集計期間」をタップして、集計開始日を決定します。一般的には、給料日を開始日として設定すると管理しやすくなるためおすすめです。
予算を設定する
マネーフォワードMEでは支出の項目ごとに予算を設定できます。
設定した予算についてどの程度使っているのか見えるため、毎月の支出を計画的にコントロールすることができ、お金の使い過ぎを防ぎやすくなるでしょう。
マネーフォワードMEの便利な使い方
マネーフォワードMEが持っている便利な機能について解説します。
基本的な機能について、以下の5つをご紹介します。
・レシート読み取り機能で支出を自動管理
・カテゴリ別に支出を管理
・現金管理で手元の現金を見える化
・予算を設定してお金の使い過ぎを防止
・資産の全体像を把握
レシート読み取り機能で支出を自動管理
現金支出や連携できないサービスで支出した際の記録は、レシート読み取り機能を活用するとよいでしょう。
支出の入力画面からレシート撮影ボタンをタップして、レシートを撮影するだけ完了します。撮影後は金額や日付、カテゴリなどの情報を自動登録してくれます。
他の家計簿アプリにもレシート読み取り機能を持っているアプリはありますが、有料会員に限られた場合もあるようです。
マネーフォワードMEは無料会員でもレシート読み取り機能は使えるため、この点は優れているポイントといえるでしょう。
カテゴリ別に支出を管理
マネーフォワードMEには、収入や支出の内容に応じて自動的にカテゴリの振り分けを行う機能があります。
この機能により収支の内容が分類されるため、家計管理が一層しやすくなるでしょう。
振り分けについては、間違った分類や自分の意図しない振り分けを行うこともあるため、その時は手入力による修正が必要です。
すでに設定されているカテゴリの他に独自のカテゴリを作成できるため、より見やすい家計簿にできるのも大きな特徴です。
現金管理で手元の現金を見える化
マネーフォワードMEには現金管理用の「財布」という機能があります。この機能により「現在の残高」「残高の推移」「入出金の記録」のデータを管理できます。
「財布」は複数作成できるため、用途別に使いたいと考えている人にとっては非常に便利な機能です。
「財布」にお金の出入りを確実に記録することで、使い過ぎの防止や使途不明金の発見などに役立つことでしょう。
予算を設定してお金の使い過ぎを防止
マネーフォワードMEには支出の項目ごとに予算を設定する機能があります。
支出の項目は「固定費」と「変動費」に大別され、さらに細かく「家賃」や「光熱費」、「食費」といったさまざまな項目に分類されます。
特に変動費に対して予算を設定すると、お金の使い過ぎを防ぐことにもつながるでしょう。
マネーフォワードMEは節約の基本である支出の管理と、予算の設定を同時に行える非常に便利なアプリといえます。
資産の全体像を把握
マネーフォワードMEには日々の支出管理だけでなく、資産管理にも役立つ機能を持っています。
金融サービスとの連携や財布の設定が完了したら定期的に資産の変動をチェックしましょう。定期的にチェックする項目の例として以下のような資産の状況を把握できます。
・資産の増減
・今月の収支はプラスかマイナスか
・使途別のお金の行先
・貯蓄や資産の状況
資産の増減や支出の項目をチェックして、問題点や改善点がないか考えてみましょう。
アプリを使って資産状況を把握し、将来に向けての貯蓄や投資の計画が立てやすくなります。
マネーフォワードMEの無料版とプレミアムサービスの違い
マネーフォワードMEには無料版と有料版があり、それぞれ異なる機能を持っています。
料金 | 特徴 | |
無料会員 | 0円 | ー |
スタンダード | 月額500円 年額5,300円 | 家計改善も資産管理も同時にできる |
資産形成アドバンス | 月額980円 年額10,700円 | 積極的に資産形成する人におすすめ |
細かい機能を含めると多くの違いがありますが、無料版と比較して有料版の中でも特に便利な機能は以下の機能が挙げられます。
①データ閲覧可能期間は制限なし(無料版は過去1年分まで)
②サービス連携可能数は制限なし(無料版は2022年11月より4つまで)
③連携口座の自動更新頻度が高い
④資産と負債の内訳・推移グラフが閲覧可能
日常生活で使う分には無料版の機能で十分だと思います。

初めは無料版で試してみて使い続けるうちに、更なる拡張機能に必要性を感じたなら有料版を検討するのがよいでしょう。
マネーフォワードMEの使い方を理解して楽に家計管理しよう
この記事ではマネーフォワードMEの初期設定の方法や便利な機能などについて解説しました。マネーフォワードMEに慣れていけば家計改善の心強い味方となってくれるでしょう。
キャッシュレス決済をはじめとした多様な金融サービスが普及した反面、お金の管理も複雑になっています。
マネーフォワードMEは最初の初期設定さえ済ませてしまえば多くの作業を自動で行ってくれるため、三日坊主になりがちな方も無理なく継続できるでしょう。
現在プレミアムサービスを2ヶ月無料でお試しできるので、実際にどれだけ便利になるか体験してみてはいかがでしょうか。
簡単かつ効率的な家計管理を始めるための第一歩を踏み出してみてください。
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